ミルフィーユ塗りで慢性的な乾燥肌を解消!

 

 

澄んだ空気が、イルミネーションなど街中の輝きをより一層キラキラと輝かせる冬。

ファッションも可愛いし、イベント事も多いし、寒さも増して恋人との距離もグッと近づく季節。

 

 

しかし!!!そんなハッピーな気分も一瞬にして覆してしまうほど、女子を悩ませる乾燥の季節でもあります。

 

そもそも乾燥肌ではないという人も、

冬はエアコンや冷たい外気、湿度の低下やお湯の使用増加など

日々の生活の中で無意識に乾燥トラブルの原因に直面しているってことは結構あるんです。

 

 

 

乾燥がもたらす肌トラブル

 

□ シワ

乾燥ジワは真皮性の深いしわと違い、早めに対処すれば目立たなくすることが可能と言われています。

肌の水分や皮脂が少なくなり角質細胞の増殖をはじめ、

ターンオーバーがおくれて肌が硬くなり厚みを増すため、角質層のキメが乱れ、隙間ができるのが

肌の乾燥によってできるシワの特徴です。

 

 

□ バリア機能の低下

そもそもバリア機能とは、肌表面にある角質層が体内から水分が蒸散するのを防ぎ、

うるおいを蓄え、乾燥や外部刺激からお肌を守る役割をしています。その厚さはわずか0.02ミリ。

乾燥肌の場合はこのバリア機能が低下しています。

原因のひとつにターンオーバーが乱れ、角質層内の保湿成分が不足した状態があげられます。

 

□ ニキビ

一見、脂性肌の人に多いと思われがちなニキビ。

そもそもニキビも原因は様々ありますが、主に毛穴に皮脂がたまり、詰まってしまうことです。

乾燥ニキビも同様、乾燥による皮脂分泌の低下により天然バリアである皮脂膜が作れず、

角質層に必要な水分が保てずに蒸発し角質が硬く厚みを増してしまうため、毛穴が細くなってしまいます。

結果、少しの皮脂でも毛穴が詰まりやすくなってニキビが出来てしまうのです。

 

□ シミ、そばかす、くすみ

カサカサに乾燥した肌は、角質細胞が剥がれおちていく状態にあり、水分が奪われ紫外線を防ぐことができなくなり

シミへと進行していきます。

バリア機能が弱くなり、あらゆる外部刺激が肌を攻撃し、シミの素であるメラニン色素を生成する指令を出してしまう原因になるのです。

 

 

□ 皮脂や汗の分泌減少

冬場、気温がさがり体が冷え、体温が下がり始めると血管を収縮させて体温が下がるのを防ごうとする働きがあるため、

肌の表面や手足の指先まで血液が行きわたりにくく、

同時に栄養なども滞りやすくなり潤いのある肌を基となる皮脂や汗を分泌する機能が低下してしまうことが原因です。

 

上記あげたトラブル以外にも、

毛穴の開きや黒ずみ、粉をふいてしまうほどのカサカサ肌、乾燥からくるかゆみでかいてしまったり、

摩擦によりお肌のキメを壊してしまったり、色素沈着させてしまったりと多くのトラブルを引き起こします。

 

 

乾燥は、もちろん冬だけではなく、どの季節にも起こりうることではありますが、

特に原因となりやすい冬場は、普段しているお肌のケアを少し変えてみましょう。

 

オススメなのが『ミルフィーユ塗り』

 

洗顔後にまず乳液でマッサージ!

 

洗顔後、通常は「すぐに化粧水!!!しかもたっぷりと入れ込んで」このフレーズはよく耳にしますし、

実際行っている方も多いと思います。

 

一般的に、洗顔→化粧水→美容液→乳液の手順でお手入れされる方がほとんどだと思いますが、

それは化粧水でお肌に水分補給ができると思っているからでは?

残念ながら、化粧水で水分を補っても肌の奥へは浸透せずに蒸発しておしまいのことが多いのです。

 

そして、乾燥している肌は特に浸透率が非常の悪いのです。

 

「でも、乳液を先につけたら油分で蓋をされて(もしくは膜がはって)その後の化粧水が入りにくいのでは?」

と思う方が多いでしょう。

 

実はその逆

 

乳液の油分がお肌を柔らかくし

化粧水の浸透を高める「ブースター」の役割をしてくれるのです。

手持ちの化粧水と乳液で簡単にできますよ。

 

 

1、洗顔後、適量の乳液を手に取り顔全体にしっかりとなじませ、マッサージをするように塗りこみます。 

2、乳液がなじんだら、次は化粧水。体温で温めながら浸透させるように手のひらでしっかりと押さえながら肌に化粧水をつけていきましょう。


3、さらに繰り返し乳液と化粧水を重ねていきます。個人の肌の状態によりどのくらい繰り返し重ねるのか回数は変わってきますが、化粧水の浸透を感じる時はどんどん重ねていきましょう。

 

□ 平均的には2回~3回くらい。

 

 

ミルフィーユ塗りの効果が最大限に生かされるポイントは、しっかり浸透させてから重ねる!

乳液の際も化粧水の際も、ベタつかなくなってから次を塗ると、どんどん肌に浸透し潤いを感じてきますよ。

 

 

そして、乳液と化粧水を重ね、乳液の代わりに最後は美容液で仕上げるという

美容液や植物性のオイルを使って行うのもオススメ。

 

 

 

オイルで仕上げる場合はナイトケアがオススメですが、

乳液、美容液でフィニッシュの場合は、日中の乾燥対策にもなりますし、

化粧ノリもよく化粧崩れ防止にも効果がみられるという声も多いようです。

 

 

 

ミルフィーユ塗りは、何度も重ね塗りを行うケアなので、多少手間も時間もかかり、

毎日行うというのはなかなか難しいかもしれませんが、

週に1回のスペシャルケアとして是非、実践してみてくださいね。